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協会からのお知らせ

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令和6年度豆類需要促進研究成果報告会(10月10日)を開催しました。

2024/10/16

令和6年10月10日(木)午後、東京都港区にある航空会館ビジネスフォーラム会議室にて、標記報告会をオンライン配信併設のハイブリッド形式で開催しました。報告会は、(一社)全国豆類振興会、全国和菓子協会等の団体の後援を得て日本豆類協会が主催して行いました。これらの団体に加えて豆類加工利用研究会(事務局:(一社)甘味食品試験センター)、生物系特定産業技術研究支援センター等からもお声がけをしていただいた結果、当日は会場とオンライン合わせて96名の方々に参加いただきました。その内訳は、大学・研究機関の研究者・学生、豆類の実需や貿易・流通関係の企業、生産者・生産者団体、国や県の行政・普及関係者等と多様でした。
最初に主催者を代表して松尾常務理事から、協会の公募事業の意義と、今回初めての試みとして成果報告会を開催したことを紹介した上で、1月の地震及び9月の大雨により被害を受けた能登地方が小豆「能登大納言」の産地であることに言及し、早期の復旧を祈念する旨を発言しました。

報告会では、次の5つの発表が行われ、活発な質疑が行われました。
① 「乾燥子実いんげん豆の活用」
武内純子氏 流氷の丘カンパニー/前(公財)オホーツク財団研究課長
② 「ひよこ豆を原料とした豆茶の開発」
日渡美世氏 あいち産業科学技術総合センター企画連携部企画室
③ 「各種小豆原材料の粉体加工利用」
本間紀之氏 新潟県農業総合研究所食品研究センター食品工学科 科長
④ 「小豆成分がヒト腸内細菌叢に与える影響」
稲垣瑞穂氏 岐阜大学応用生物科学部准教授
⑤ 「小豆餡摂取による腸内細菌叢を介した健康増進効果」
永田龍次氏 帯広畜産大学生命・食料科学研究部門助教
その後、(地独)北海道立総合研究機構十勝農業試験場主査(小豆菜豆)の堀内優貴氏から、「小豆・いんげんまめの生産状況と品種改良の現場から」のと題して、機能性の解明や加工法の開発といった情報発信が需要の促進につながることへの期待を述べていただきました。

最後に、事務局から令和7年度事業の公募を11月11日(月)から29日(金)までの間行う旨を説明した後、閉会挨拶があり、報告会は終了しました。
会場では、休憩時間及び終了後も、参加者間の交流、情報交換が熱心に行われていました。


本報告会についてご興味のある方は日本豆類協会 企画調査部までお問い合わせ下さい。

松尾常務理事の開会挨拶

新潟県食品研究センターの本間氏の発表

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