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群馬県では、主に北毛地域東部等であずきの栽培がみられます。あずきの栽培面積は、平成の始め頃までは500~600ha程度ありましたが、最近では200ha強にまで減少しています。県の「作物別施肥基準及び土壌診断基準」で、夏型、秋型両タイプの作型について栽培時期・方法等基本的事項が掲載されているので、これに基づき、群馬県のあずきの栽培方法について要点のみ簡略にご紹介します。
群馬県のあずきの栽培暦 注:上記基準では開花期が明示されていないため、一般的な例から類推して補足した。
10a当たり施肥量は次のとおりで、すべて基肥として施用します。
上記基準では、、大納言、中納言、少納言、早生大粒、金時等といったあずき品種が掲げられています。若干ながら、白小豆なども栽培されているようです。
播種適期及び栽植様式は、次のとおりです。
収穫時期は、夏型栽培では8月下旬~9月上旬、秋型栽培では10月中下旬です。
(本稿は、「作物別施肥基準及び土壌診断基準」(群馬県農政部)等を参考にして作成しました。)