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あずきの栽培方法 ― 群馬

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群馬県

群馬県では、主に北毛地域東部等であずきの栽培がみられます。あずきの栽培面積は、平成の始め頃までは500~600ha程度ありましたが、最近では200ha強にまで減少しています。県の「作物別施肥基準及び土壌診断基準」で、夏型、秋型両タイプの作型について栽培時期・方法等基本的事項が掲載されているので、これに基づき、群馬県のあずきの栽培方法について要点のみ簡略にご紹介します。

栽培スケジュール概要

群馬県のあずきの栽培暦 群馬県のあずきの栽培暦-夏型(群馬県)-秋型(群馬県)
注:上記基準では開花期が明示されていないため、一般的な例から類推して補足した。

施肥

10a当たり施肥量は次のとおりで、すべて基肥として施用します。

群馬県のあずきの施肥量
  N(窒素) P(燐酸) K(カリ)
10a当たり成分量 3~4kg 8~10kg 8~10kg

品種

上記基準では、、大納言、中納言、少納言、早生大粒、金時等といったあずき品種が掲げられています。若干ながら、白小豆なども栽培されているようです。

播種

播種適期及び栽植様式は、次のとおりです。

群馬県のあずきの播種期及び栽植様式
作型 播種適期 畦間 株間 株数/10a
夏型 5月中旬 60cm 20cm 8,300株
秋型 6月中旬

収穫

収穫時期は、夏型栽培では8月下旬~9月上旬、秋型栽培では10月中下旬です。

(本稿は、「作物別施肥基準及び土壌診断基準」(群馬県農政部)等を参考にして作成しました。)