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豆の出芽
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(参考)豆類の出芽時の生態的特徴について
豆類の出芽時の生態的特徴に関しては、主に子葉の位置の違いにより、次のようなタイプがあります。
1 出芽に際し、胚の下胚軸(幼根と子葉の間の茎に相当する部分)が伸張し、地中の子葉を地表面より高い位置に押し上げるタイプ(epigeal)。このタイプでは、上胚軸(子葉より上部の茎に相当する部分)が伸張し、子葉より上部に初生葉(本葉とは形の異なる出芽時特有の1対の単葉)を展開し、その後に本葉が出現する。また、地上に出た子葉は緑化し、蓄積した養分を供給し終わって脱落するまでの暫くの間は光合成を行う。ささげ、緑豆、ケツルアズキ(ブラックマッペ)、いんげんまめ、ライマメ、大豆等がこのタイプに属する。
2 出芽に際し、下胚軸はほとんど伸びず、上胚軸が伸張して地上に現れ、子葉は地中に留まるタイプ(hypogeal)で、初生葉を展開した後に本葉を出すものと、始めから本葉を出すものがある。あずき、ツルアズキ(竹小豆)、べにばないんげん(花豆)等は前者、えんどう、そらまめ、ひよこまめ、レンズまめ等は後者に属する。
3 出芽に際し、下胚軸が伸びて地中の子葉を押し上げるが、子葉は地表面に留まり、水平に展開して光合成に関与するという上記1と2の中間タイプ。落花生がこのタイプに属する。
大納言の出芽1
ダウンロード(1,730KB)
大納言の出芽2
ダウンロード(1,760KB)
ささげの出芽1
ダウンロード(1,070KB)
ささげの出芽2
ダウンロード(1,190KB)
竹小豆の出芽1
ダウンロード(1,440KB)
竹小豆の出芽2
ダウンロード(1,290KB)
緑豆の出芽1
ダウンロード(1,330KB)
緑豆の出芽2
ダウンロード(1,430KB)
ブラックマッペの出芽1
ダウンロード(1,380KB)
ブラックマッペの出芽2
ダウンロード(1,320KB)
金時豆の出芽1
ダウンロード(1,650KB)
金時豆の出芽2
ダウンロード(1,700KB)
うずらまめの出芽1
ダウンロード(1,890KB)
うずらまめの出芽2
ダウンロード(1,830KB)
紫花豆の出芽1
ダウンロード(1,430KB)
紫花豆の出芽2
ダウンロード(1,430KB)
ひよこまめの出芽1
ダウンロード(2,180KB)
ひよこまめの出芽2
ダウンロード(2,370KB)
レンズまめの出芽1
ダウンロード(1,680KB)
レンズまめの出芽2
ダウンロード(2,430KB)
大豆の出芽
ダウンロード(1,680KB)
黒大豆の出芽
ダウンロード(2,430KB)