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餡・甘納豆を使用したスイーツ・パンコンテストの結果について

2017/12/27

1.目的
 小豆の加糖餡、甘納豆(以下「加糖餡等」という。)は、ドライパック等の形態で市販されていて、そのまますぐにスイーツや料理等に利用できる利点があるものの、一般消費者の方々による利用はまだ限定的なものとなっています。
   このため、公益財団法人日本豆類協会では、家庭における市販の餡、甘納豆の利用促進を通じて豆類の消費増進を図るため、加糖餡等を使用して家庭で作ることのできるシンプルで独創性にあふれたスイーツ・パンを制作する「餡・甘納豆を使用したスイーツ・パンコンテスト」を開催しました。


2.経過
 本コンテストは、学校法人東京綜合食品学園東京製菓学校のご協力を得て、東京製菓学校本科2学年の学生に参加していただきました。
   コンテストでは、「和菓子部門」「洋菓子部門」「パン部門」に分けて作品を募集したところ、全体で54作品の応募があり、この中から書類審査で優秀賞20作品が選ばれました。
   11月11日、東京製菓学校において、優秀賞20作品の2次審査を実施しました。ここでは、10名の審査員(東京製菓学校、和菓子、製餡、甘納豆業界等)が、「創造性・食味・見栄え・作りやすさ」の観点から審査を行った結果、次のとおり、特別賞4作品を選定しました。
 なお、特別賞受賞作品は、東京製菓学校菓子祭(平成30年2月下旬開催予定)において展示される予定です。
   今回のコンテストの円滑な実施に協力していただきました東京製菓学校並びに審査委員として参加していただきました皆様方に深く感謝いたします。

特別賞受賞4作品
・作品名:豆ごのみ 

 制作者:近藤志穂(和菓子本科2年、敬称略)
   作品コンセプト:
豆が大好きなので豆をたくさん使ったお
菓子を考え、「豆ごのみ」という菓銘を付
けました。今回はいろいろな豆を蒸し羊羹
の上に並べ、カラフルなお菓子に仕上げま
した。何事も丸くおさめるという願いで
丸い形にしました。


              ※作品レシピ            
・作品名:タルト オ ジャポン 
 制作者:アンドラデ パウティスタヌリア、小川華朋、楠朋、関口結実子、
     松本里帆、リュウソウ(洋菓子本科2年、敬称略)
   作品コンセプト:
豆を使った製品を考える時に和風なものに
したいと考えたので、日本の素材でタルト
を作りました。パートシュクレは和三盆糖
を使い、上品な甘さを出し、中に入ってい
黒豆の風味を引き出しました。クレームダ
マンドには、ほうじ茶を加えて香りを出
し、甘さや香りの中にタルトの素朴さを感
じることができます。

                ※作品レシピ
・作品名:和のパウンドケーキ 
 制作者:安藤季世、飯田美咲、エンカン、
     福田真子、ベイイエカン(洋菓子本科2年、敬称略)
   作品コンセプト:
層を綺麗にするために、センターのあんこを
2種類使いました。ふんわりした抹茶生地に
黒豆甘納豆を加えてアクセントをつけ、表面
にグラス・ア・ローをかけて食感 の違いを出
しました。和と洋のコラボ レーシ ョンにして
みました。
            
                 ※作品レシピ
・作品名:黒豆きなこあんパン 
 制作者:イユミ、キンジンュ、齋藤里奈、
     鈴木雄太朗、多田翔弥(パン本科2年、敬称略)
  作品コンセプト:
比較的簡単なので、家庭でも作ることができ
ます。和風な食材をたくさん使用しました。


                ※作品レシピ