6月16日の「和菓子の日」にちなんで、全国和菓子協会などの主催で東京都内にて「手づくり和菓子教室」を開催いたしました。
このイベントには、参加費1,000円で本格的な和菓子が手づくり出来るということで1,600名以上のご応募があり、その中から抽選で選ばれた200名の方が参加しました。
参加者の中には、お友達同士のほかご夫婦や親子連れで参加されていた方もいらっしゃいました。
前半は全国和菓子協会専務理事の藪氏による「和菓子よもやま話」という講話をお聞きいただきました。
色々な和菓子の由来や主原料となる豆の効用などについて、藪氏のユーモアを交えた楽しいお話に、皆さん熱心に聞き入っていました。
後半は7つの調理実習室に分かれて、それぞれプロの和菓子職人を目指す人を育てている東京製菓学校の先生による実演ののち、煉切という和菓子づくりを実際に体験しました。
各教室には先生の他、製菓学校の生徒さんも付き添い、分からないことなど手助けしてくださいました。
事前に準備されたキットを使って、「牡丹」「清流」「ひまわり」という菓銘の3種類の煉切を約1時間で計6個作り、それぞれご家庭に持ち帰りました。
参加者の皆さんそれぞれに「良い経験が出来た」と喜びの声が聞こえてきましたし、出来上がった自作の和菓子を食べるのを楽しみに帰宅されました。
開催日時:令和6年6月8日(土)13:30~16:00
開催場所:東京製菓学校(東京都新宿区高田馬場1-14-1)
<当日の模様>
東京製菓学校入り口の看板
全国和菓子協会 藪専務理事の講話
東京製菓学校の先生の和菓子作り実演
先生の作ったお手本 左が「清流」、右上が「ひまわり」、右下が「牡丹」
某参加者の作品