産地で収穫された豆は、まず生産者から農協又は産地の集荷業者の手に渡り、これら農協・集荷業者の倉庫に集められます。ここで石粒などの異物の除去、虫などによる被害粒や未熟粒の除去、豆の大きさや形状を揃えるための選別・調製が行われます。なお、豆の主産地北海道では、調製後に、農産物検査法に基づく検査を受けます。
その後、豆は産地の農協・集荷業者から消費地の問屋に販売され、順次、消費地の倉庫へ輸送された後、注文に応じて煮豆、製餡、和菓子、豆素材製品などのメーカーや乾燥豆を販売する袋詰業者に販売、配送されます。ここで製品化されたものが、専門小売店、デパート、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの小売業者や弁当・惣菜業者や外食業者に納められ、最終的に消費者の元へ届けられます。
なお、和菓子などでは、製造と小売りが同一業者というケースが多いようです。また、農協ルートに関しては、ホクレンなどの経済連が、自らの都道府県産の豆の販売を担当しています。取引によっては上記とは異なる流通経路をたどる場合もあります。
その年に収穫された豆が、新豆と言われて出回るのは秋から冬にかけてですが、もともと豆は長期間の貯蔵が可能であるため、1年を通じて流通します。 |